海外製黒ずみケアクリームを使って皮膚トラブルが急増している
成分説明の中で最後に注意した「ハイドロキノン」に関して、これは知っておくべき事例として紹介します。
日本国内でもハイドロキノンが配合された化粧品などは市販されていますが、市販化粧品のハイドロキノン濃度は医師が処方する物に比べ濃度が薄くなっています。(医師が処方するハイドロキノンの100分の1程度)
説明したようにハイドロキノンは非常に不安定な成分のため、医師が使用過程を診察しつつ使用することが望ましいでしょう。
しかし近年問題になっているのが、海外製品の輸入サイトや個人輸入によって海外製(インド製)のハイドロキノンクリームを購入し、素人判断で使用してしまい皮膚トラブルに見舞われているケースが報告されています。
インターネットを介して個人輸入した美白を目的とする海外製クリーム剤の使用にご注意(厚生労働省PDF)
この厚生労働省の注意喚起によると、個人判断でインド製の「ユークロマクリーム(ハイドロキノン4%)」を使い、皮膚に大きな水ぶくれができてしまった20歳の女性が紹介されています。
Twitterやヤフー知恵袋などでリサーチしてみると、意外にも多くの人がこの「ユークロマクリーム」や「メラケアフォルテ」(ともにインド製)を購入し、個人判断で利用しているのが散見されますが、個人判断で使うにはあまりにも危険と言えるでしょう。
インド製のわけのわからないクリームなんてよく使えますね、、、、、、。信じられない。